社長ブログ

2018.06.29

雨漏り補修

その防水工事、ちゃんと納まってますか? 防水の端末納まりについて

建物の防水性を保つ目的の工種を防水工事と言います。

屋上やベランダに全面的に施すのが一般的ですね。

一方、外壁の目地等にシーリング材(コーキングとも言います)を充填するのも防水工事です。後者を線防水、前者を面防水ともいいます。

 

屋上防水用の材料・工法も様々です。

当地では塩ビシート防水や加硫ゴムシート防水が一般的ですが、ウレタン塗膜防水やFRP防水などの塗り防水も数多く施工されています。

それぞれに長所・短所がありますので優劣は付けられません。適材適所というのが正解かもしれません。

 

但し、どんな防水工法を選択してもその素材の持つ性能だけでは耐久性は語れません。

防水工事には必ず端部の納まりがでてきます。

端部とは文字通り防水層のエンド、他の部材との取り合い部のことです。

この接合部の処理は非常に重要です。

 

 

写真は塩ビシート防水の架台廻りです。膨れが発生しています。ということは大きな確率で雨水が侵入しています。

原因は、端末の鉄骨取り合い部です。

シーリングで納めてますが、シールの劣化が顕著です。ここが雨水の侵入口になっています。

 

塩ビシートという素材そのものは10年長の耐久性がありますが、どうしても端部はシーリングによる納まりにならざるを得ません。

シーリングは、長期的な耐久性は望めません(最近は20年超の超耐久性を謳う商品もありますが)。

塩ビシートメーカー発行の防水保証書も端部については免責です。

 

防水工事は、高性能な防水素材を採用するのみでなく、細かい端部の納まりまで徹底した施工が必要なのです。

2018.04.29

雨漏り補修

長い間気付かなかった雨漏り、そしてその大きなリスクについて

雨漏りは家主さんにとって大きな不安を与えます。

何しろウチの中に不意に水が侵入するわけですから、動揺するのは当然です。でも、建物内にまでは侵入しない雨漏り、なかなか気づかない雨漏りもあります。

今回はそういった特殊な雨漏りのお話です。

 

写真はある鉄骨造の建物の外壁を剥がした状況です。

下地の鉄骨が錆び、内壁の石膏ボードの裏面に雨筋が流れているのがわかります。状況から推察するにかなりの長期間雨水が侵入し続けたのは間違いありません。

 

もちろん外壁の内側にはアスファルトフェルトという防水紙が張られていましたが経年か施工の不備か連続性がなく、隙間からは強風を伴う降雨の際、かなりの量が侵入し続けたのでしょう。

 

長い間気付かなかった雨漏りとタイトルに書いたのは、この建物のオーナーさんはこの状態に一切気付いていなかったんです。

室内には雨水の侵入がなかったのですね。

当社に調査の依頼があったのは、外壁がなんとなく浮いてきているようだということからでした。

外壁が支持されている鉄骨の下地がこれだけ腐食していれば、外壁も剥落の危険性は非常に大きくなります。

外壁が落下した場合、人的災害発生の可能性も否定できません。

室内に到達する雨漏りは大騒ぎになりますが、このような静かな侵入者も建物にとって危険ですね。

 

建物の異変に気付いたら、是非当社にお声掛けください。目視調査、見積り無料です。

2018.02.17

総合

落雪注意!知らなかったでは済まされない、屋根雪止めの重要性②

 

 

雪止めはこんな地域で必要です

 

奥州市周辺の戸建て住宅ははぼ雪止めが設置されていますね。(まあ、中には無落雪住宅や勾配屋根住宅でも太陽光パネルが載っているお宅では敢えて雪止めをつけてないケースが多いようです。発電効率が落ちますので)

 湯田町や横手市など豪雪地帯の住宅には、ほぼ雪止めはついていません。積雪量が余りにも多いため、積雪荷重による家屋の損傷の恐れがあるためです。

一方、あまり雪の降らない東京も一般住宅に雪止めをつけるケースは多いようです。狭小住宅が多いこと、カーポートには高級車が鎮座している場合が多いことなどが関係しているのかもしれませんね^ - ^

要するに豪雪地帯でもなく、雪が全く積もらない地域以外は雪止めが必要になるということです。

 

 

雪止めってどんな種類があるの?

 

 

一般的には雪止め金具と呼ばれる点留めタイプが普及しています。

 

上の写真の1階屋根の部分です。

1個数百円から市販されています。一般的には一戸あたり50個から100個くらい取り付けされます。

ただ効果のほどは今ひとつです。

 

 特に、このような急勾配の屋根で1列の配置では効果は期待できません。

 

 

次に普及しているのがネット型の雪止めです。

 

スチール製、ステンレス製、アルミ製などの金属製品です。価格は幅900mm4,000円から10,000円ほどです。

雪止めの効果は問題ありませんが、

・錆びる(アルミもステンレスも錆びないわけではありません)

・ゴミが詰まる 

・格好悪い

といったことがデメリットでしょうか。

 

 

このように劣化します。

 

最後に当社でオススメの樹脂製雪止めです。

 

ポリプロピレン製、50年超の耐候年数!

元々地滑り対策を目的に開発された商品だそうです。よって、屋根上の雪などなんの問題も無し^ ^

大屋根の建物でも外観にあまり影響を与えません、落ち葉も詰まりません。

価格は金属製よりも安価です。 

そうそう、屋根塗装して最初の冬、これが怖いです。屋根はピカピカです。当然雪も滑り落ちやすくなります。今まで大丈夫でも、塗装後は勢いよく落雪します。

 

備えあれば憂いなし、ご検討ください。

相談、見積もりは無料です。

0120-195-110

菊池までお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

2018.02.13

総合

落雪注意!知らなかったでは済まされない、屋根雪止めの重要性①

 

 

今回も冬・雪ネタです(笑)

現在、外はシンシンと雪が降り積もってます。

一旦溶けたようにも見えた屋根上も、また真っ白。

まだ春は遠いようです。

 

実は屋根上の雪って怖いのです

 

さて、雪害って言葉はご存知でしょうか?

建築の分野で言えば、文字通り積雪による建物の損傷を言います。

1番多いのは軒樋(横樋)の破損です。

屋根から滑り落ちた雪が直接当たるのが軒樋です。雪の、最もダメージを長く受ける箇所がこの部分になります。

 

続いて屋根そのものの損傷です。

特に2階の屋根からの落雪で1階の屋根が壊れた!と言うのが定番です。更に積雪の重量に負けて、屋根の軒先が折れるといった災害もあります。

何しろ雪って重いんです。

新雪でも1立法平方メートル当たり150kg、根雪となって固まった雪は500kg以上。

仮にその重さの雪が30坪程度の屋根に50センチ積もった場合、重量は25トン!

軽自動車が30台以上屋根に載ってる計算になりますw

建具の開閉が重くなったりするのも納得ですね。

ましてこんなのが頭上から落ちてきたら

 

3番目、カーポートやフェンス等々

積雪地用のカーポートも、屋根からの落雪には耐えられません。

そうそう、上の2つは火災保険(住宅総合保険)で直せますが、隣家へ被害を及ぼした場合は対象外になります。これって結構もめます。

 

雪害の被害に遭わないためにはどうすればいいのでしょう?

 

豪雪地以外には、適切な雪止めが必要です。

適切な、と言ったのには訳があります。

長くなりましたので、続きは後日。

 

2018.02.07

雨漏り補修

今度は陸屋根編 冬限定の雨漏り?スガモリ・スガモレについて②

 

 

過去最大級の雨漏り事故発生!

 

いや驚きました。室内で傘が必要なほどの雨漏りです。

 

 

バケツでは追いつかず、業務用の水タンクで受けてます。

駆けつけたのは午後2時。10時頃から雨漏りし始め、だんだん強くなってきたとの事。

屋根は陸屋根形状の塩ビシート防水仕様です。

 

緊急修理だ!

 

状況だけ確認して、提案・修理は後日というのはが通常なのですが、こちらは施設の用途においても、量的にも看過できない程でした。

当然、緊急対応します。

 

原因は何?

 

状況から、スガモリであることは予測がつきました。

気温が上がってから漏水し始め、だんだん酷くなってきた事実が大きなヒントです。

 

水上の方の雪が溶け始める

ドレン及び縦樋の中は凍りついて雪解け水は排水できない

どんどん水嵩が増す

防水層立ち上がり面の劣化部または笠木の受け金具等の弱点から漏水する

気温が上がってさらに雪解けのスピードが増す

漏水が酷くなる

 

以上のメカニズムです。

 

どうやって雨漏りを止めるか?

 

前回の投稿では「屋根の雪下ろしが先決です」とお話ししました。

しかし、陸屋根の物件でしたら縦樋がスムーズに機能できればほぼ解決です。

凍った縦樋をトーチバーナーで炙り、中の氷を排出します。

 

 

気持ちいいほどの出方です(笑)

ただし、今後も多量の積雪と冷え込みが厳しければ再発必至ですので、ドレンヒーターの設置を提案させていただきました。

施設の管理者様からは、春以降の防水改修工事の見積りのご依頼もいただきました。

 

雨漏りでお困りでしたらお問い合わせください。

 

建物の現況により様々なご提案が可能です。もちろん見積もりは無料です。

➿0120−195−110 菊池まで

2018.02.03

雨漏り補修

冬限定の雨漏り?スガモリ・スガモレについて①

 

 

スガモリって何?

 

今年の冬は寒さも積雪も大暴れ状態で、本当に冬らしい冬ですね。

私同様北国にお住いの方は、連日の雪かき、ご苦労様です。

 

さて、スガモリとはなんでしょう?

 

写真の通り、軒先で凍った雪によって堰き止められた水が行き場をなくし、屋根などのほんのすこしの隙間から漏水して雨漏りを発生させる現象を言います。

屋根は高いところ(棟部分)から雪が溶け始めます。でも、低いところ(軒先)はなかなか溶けないため、ダム状になり水は排出出来なくなります。屋根はプール状態になり、通常なら問題にならない、釘穴やルーフィングのほんの僅かな空隙から漏水するんです。北国ならではの雨漏り現象です。

 

どうすれば防げるの?

 

まずは雪下ろしです。

当たり前ですが、屋根に雪がなければ全く問題になりません。

雪下ろしが困難な場合は、屋根融雪と言う手もあります。融雪器具の取り付けや電気代などのランニングコストがかかりますが、有効な策です。

もう一つ、断熱工事や遮熱工事で解決できる場合もあります。

これはランニングコストが一切かかりません。室内の温熱環境も向上します。

 

スガモリでお困りでしたらお問い合わせください。

 

建物の現況により様々なご提案が可能です。もちろん見積もりは無料です。

➿0120-195-110 菊池まで

2018.01.08

総合

外装リフォームにおけるドローン活用

 

 

ドローンって何?

 

ここ最近特に耳にすることが多くなったドローン。

見た目はラジコンヘリの進化版といった趣ですが、空飛ぶロボットでありコンピューターです(最近、水中ドローンというのも販売されました)。

用途は急激に領域を拡大しています。一方、一昔前の空撮はどんどん割合を狭め、保守点検と測量、警備を合計すると空撮を凌ぐほどだそうです。単なる空飛ぶカメラではなくなって来てますね。

GPS付きの浮き輪を投下しての人命救助から防犯や密漁対策、果ては兵器としてまで、目的によって今後あらゆる分野での活用が考えられます。物流や農業分野では産業構造を変えるほどの変革が図られるかも知れません。

 

当社としての活用法は?

 

外装リフォームが当社のメインの業務です。

そして、建物の調査・診断からがスタートです。

その調査と点検に活用を考えております。

従来も2階建の建物の屋根までは高所点検カメラで調査してました。

でも、それ以上の階高になると、やはり地面からでは無理だったんです。仕方なく高所作業車を設置して、または足場架設して、と金額的にも高額になりますし、日数も掛かります。ドローンによる点検は強風などの悪天候を除き、身軽に作業に掛かれます。安全性も高いです。

 

点検以外にも意外な活用法があります。

例えば、屋上防水や外壁面積の実測。一度使うと現地でスケールを当てての実測は面倒で嫌になるいうことですw。素晴らしいですね。

外壁塗装や外装リフォームの施工後にサービスとして航空写真をプレゼントというのもいいかも知れません。台風後の緊急点検なども迅速に行えます。

可能性はまだまだありますね。楽しみです。

 

2017.12.31

総合

本年もありがとうございました

 

 

2017年も本日で終了ですね。

おかげさまで、多忙を極めた年ではございましたが、私達も無事、年の瀬を迎えることが出来ました。

これもひとえに、お引立てくださったみなさまのおかげです。

 感謝申し上げます。

 

来る2018年は、われわれにとってさらなる変化、発展の年になります。いや、そうします。で、いろいろ計画、企画しております。どうぞご期待くださいませ。

 

どうか2018年も、ひきつづき北日本外装をよろしくお願いいたします。

 

皆さまにも、楽しい事、嬉しい事がたくさんありますように。

 

 

2017.06.23

雨漏り補修

屋根からの雨漏りの原因です。屋根下地防水紙について

 

屋根下地防水紙(アスファルトルーフィング)とは?

 

屋根下地防水紙は野地板の上の敷き込む防水シートです。

仕上げの屋根材自体で完璧な防水性はありません。せいぜい雨を「受け流す」機能がある程度です。

勘合部からの風雨の吹き込みや毛細管現象による吸い込みなどで必ず雨水は屋根材裏面に回り込みます。

屋根下地防水紙は2次防水と呼ばれ、実は屋根材より建築瑕疵では重要な部位です。

屋根を葺くに当たって、野地板に屋根材を釘どめします。その釘穴から雨水の侵入を防ぐ性能が屋根下地防水紙には求められます。

太陽の熱で融解したアスファルト成分で釘に絡みつくことで防水性能を発揮します。経年で油脂成分がある蒸発していくと、硬化し、伸縮に追従できずに破断します。こうなると防水性能は加速度的に低下します。

 

どんな種類があるの?

 

次にルーフィングの素材について述べます。

以前はアスファルトのみを原料としたアスファルトルーフィングが一般的でしたが、現在はゴムを6~10パーセント配合した改質アスファルトルーフィングが流通してます。高価ではありますが、油脂の蒸発が抑えられ、飛躍的に耐久性が向上してます。

 

結論:建物の中でも重要な機能パーツです。

 

残念なことに、多くの業者がルーフィングを価格の安さを優先して発注している現実があります。「どうせ、隠れてしまう部分」ということと高い耐久性能が業者の利益に直結しないという側面があるかもしれません。逆に言えば、黙っていても改質アスファルトルーフィングを施工する業者さんは、お客さん目線の、間違いのないプロと言えるかもしれません。

屋根下地防水紙は、雨から家を守る最後の砦といえます。ぜひ厳しい選択眼をお持ちください。

2017.05.21

総合

外壁塗装リフォームで後悔しないための最も重要なポイントは調査・診断!

 

 

そもそもなぜ調査が大事なのでしょう?

 

外壁塗装の目的は何でしょうか?美観の維持と答える方が大半だと思います。もちろん建物の外観を綺麗に保つことは大切です。ですが、塗装の最も重要な目的は、建物の保護なのです。木造住宅からコンクリートのビルまで、建物の第一の劣化要因は水です。雨水を適切に受け流す、または侵入を防ぐことが建物の維持保全において最も重要なのです。

 

「丁寧に塗ればいい」「より高価な塗料を使用すればいい」

 

ちょっと待ってください。それも大事ですが、その前に確かめることがあるんです。

 

その外壁は何の塗料で塗られているか?

凍害は起きてないか?

通気工法か?直張りか?

カビや苔は繁茂して在ないか?

剥離・膨れの有無

シーリングの材種は?

ひび割れはあるか?それは何によるひび割れか?

過去の補修履歴は?

雨漏りしたことは?

 

点検項目は、さらに多岐に渡ります。

こういった情報を把握していないと、適切な提案と責任施工は行えません。

 

早い安いは事故の元、と言います。

塗装リフォームは、家庭において一大事業です。

決して後悔しないために、是非、調査・点検を依頼してください。

北日本外装は、建物の現況を踏まえ、お客様のご要望をヒアリングしながら、建物にとって、そしてお客様にとって最適な工事をご提案いたします。

 

 

 

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