社長ブログ

2019.04.10

遮熱工事

熱って不思議。輻射熱の驚異的な破壊力とは?

 

3種類の熱

 

熱移動には伝導熱・対流熱・輻射熱の3つの形態があります。

 

このうち、輻射熱を制御することが最も重要ということは以前に述べたとおりです。

今回は身近な例で、輻射熱を説明したいと思います。

 

 

電子レンジで魚を焼く

内部温度25度の電子レンジに5度の魚を入れた場合、伝導熱が魚に伝わって行きます。

でも、なかなか温度は上がっていきません。熱の量が少なく、スピードも遅いためです。

で、電子レンジのスイッチを入れます。

輻射熱の照射で魚は短時間で焼けます。

なぜか?

輻射熱は光線のため、スピードが早く、熱量も多いため短時間で加熱するのです。

伝導熱はゆっくり伝わる柔らかい熱、対して輻射熱は速く鋭く強い破壊力を持った熱と言えます。

 

夏の晴天時、この電子レンジ内で起こっていることと同様な現象が起こっています。

建物の屋根と外壁です。

日射は、強力に建物外皮を焼いています。

そこで生じた熱は、さらに室内に照射します。

仮に室内を冷房で冷やしていても、天井や壁からは輻射熱が侵入し、室温以上に人に暑さを感じさせるのです。

 

2019.04.07

遮熱工事

驚きました!私が実体験した工場遮熱の効果

私達は、遮熱の効果をお分かり頂けるように、様々な体感キットや実験器具を用意して実際にお見せしております。

温度計の数字を見れば納得、更にさわっていただければ効果の程に驚きを隠せない方がほとんどです。

先ずは体感していただくこと、遮熱をご採用いただくには、これをなくしてはあり得ません。

 

ただ、実際建物に施工した後、以前とどのくらい違うのか?効果はどのくらいあったのか?

これは、実際に建物を使用している方でなければ分かりません。

「以前と違って、熱気を感じなくなった」

「電気代が下がった」

「高温警告のアラームが鳴らなくなった」

など、ユーザー様からはご好評を得てはいるのですが、我々が効果を体感することはほとんど無いのです。

 

しかし、昨年夏、幸運にも体感する機会をいただいたのです。2年ほど前に遮熱工事を施工させていただいた花巻の工場様より、床改修工事のご依頼をいただきました。

それも夏季休業時に施工してほしいとのことでした。

機械は全てストップ、5日間だけは完全にお休みになるとのこと。

エアコンも停止、天井換気扇だけ稼働という状況でした。

 

昨年の夏も暑かったですよね。

工事期間内の最高気温は、34度を超えました。

この暑さの最中、空調はおろか、扇風機もない建物内の工事は過酷です。

窓も全て締め切っており、断熱材もほぼ充填されていない建物です。

 

で、作業開始です。

吹き出す汗と戦いながら、の作業になるはずですが、意外や意外、平気なのです。

室温は決して下がっていません。外気温が30度なら室温もほぼ同じです。

ただ、体感はまるで違ってました。暑さをほとんど感じません。

建物内に入ると、大げさかもしれませんが、汗が引くんです。

遮熱の本質は「絶対的日陰」の空間を作ることです。

輻射熱が遮られた空間は、30度でも暑くないんです。

我々がご提供する遮熱材という商品に、大きな自信を感じた瞬間でした。

 

ご紹介したい遮熱の効果はまだまだあります。

話を聞きたい、又体感キットを試したいという方、ぜひお気軽にお声をお掛けください。

 

お問い合わせはこちらです

 

0120-195-110  菊池まで

 

2019.04.05

雨漏り補修

雨漏り110番ブログ&コラム投稿しました。

 

雨漏り110番ネットワーク会員による雨漏りブログ&コラムは、全国のメンバーにより毎日投稿されています。

本日は私雨漏り110番岩手店の菊池が担当です。2度目の投稿となります。

当地のような積雪地限定の雨漏り事例を紹介しました。

積雪地、寒冷地にお住いの方は参考になるはずです。

ぜひご覧下さい。

雨漏り110番ブログ&コラム

2019.04.04

遮熱工事

続・ところで、そもそも遮熱材って何なの?効果はあるの?

輻射熱って何?気温とは違うの?

 

前回、輻射熱をコントロールすることが温熱環境の向上に有効だと述べました。

 

では、輻射熱ってなんでしょうか?

 

1点から一直線に無方向に放射される放射熱』

「途中空間では熱を発しないが、物に当たって発熱する」

 

ちょっと分かりにくいですね。

 

前に日向と日陰のお話をしましたね。

 

気温25度、快晴。グランドの真ん中と日陰とでは暑さの感じ方がまるで違うということ。

これが都会のアスファルトの照り返しの中では、さらに暑さを感じます。

 

要するに電磁波なんです。

電子レンジと同様の理屈です。

 

光線なので、空間に直接熱は伝えません。

物に当たって初めて熱を発します。

 

同じ気温でも、

・日向ではこの輻射熱を体に浴びることによって暑く感じます。

・日陰ではこの影響が少ないため、暑さを感じなくなります。

 

そうそう、地球が温暖なのはいうまでもなく太陽のお陰なのですが、太陽は直接地球に温度を伝えてません。宇宙空間は絶対零度(273度)の極寒空間です。

その空間を通過してきた電磁波が地球に当たって、地表付近を温暖な環境にしてくれているんですね。

 

どうでしょうか?輻射熱のイメージがお分かりになりましたか?

 

建物を通過する熱の70パーセント以上が輻射熱と言われています。

 

室内の温熱環境の向上には、輻射熱のコントロールが重要だとお分かりいただけたなら幸いです。

 

 

2019.04.02

遮熱工事

ところで、そもそも遮熱材って何なの?効果はあるの?

 

 

ようやく日の目が見えてきた遮熱材

 

最近、ようやく遮熱が注目されるようになってきました。

 

NASAがどうとか宇宙技術がどうとか、かなり大げさな表現の広告が見受けられますが、そういった広告のせいか、近年かなりのスピードで遮熱住宅が普及しております。

屋根下地に遮熱材を敷き込んだり、外壁下地の防水紙に遮熱機能を付加したものを張ったり。

 

新築だけではなく、リフォームで既存住宅に遮熱塗料を塗布するというのも一般的になってきました。

とはいえ、遮熱というのは建築においてまだまだ新しい概念です。

 

断熱材と違って分かりにくい

 

断熱材の性能は分かりやすいのです。

厚みと密度。これだけです。計測も容易です。

全ての断熱材は「熱伝導率」という共通の物差しを使っています。この数値が低いほど高性能です。

 

一方、遮熱材はこの物差しは一切使えません。

遮熱シートの素材は、一般的にはアルミです。

お分かりの通り、アルミの熱伝導率はめちゃくちゃ高いのです。

 

アルミ:236W/mk

一般的なグラスウール10k品:0.05W/mk

 

と、まるでお話になりません。

 

それじゃあ、遮熱材って性能悪いの?

 

いえいえ、そんなことはありません。

物差しは違っても、室内の温熱環境の向上という目的においては、断熱材同様もしくはそれ以上に有効なものです。

断熱材とは制御する対象(温度の質)が違っているのです。

対象が違うので、同じ物差しで戦わせても意味が無いのです。

 

熱の伝わり方には3種類あります。

 

伝導・対流・輻射

 

「熱伝導率」とは上記の内、伝導にだけ働く数値を表したものなのです。

断熱材はこの伝導を制御するものです。

そして、建物を通過する熱で最も大きいのは、実は輻射熱です。

その輻射熱を制御することができるのが、唯一、遮熱材なのです。

 

次回に続きます。

 

2019.03.28

遮熱工事

遮熱塗料の正体を暴く⁉︎奥州市の塗装店が明かす遮熱塗料の本質とは?Part3

 

 

 

前回は遮熱塗料の概要についてお話ししました。

今回は具体的な遮熱塗料の選び方について述べようと考えていましたが、急遽変更してPart2の補足をさせていただきます(笑)。

 

人間はどうしても気温や室温で暑さ寒さを測ろうとします。

でも、ことはそう単純ではありません。

実際の体感温度は、周囲の建材の表面温度や湿度から気温以上の大きな影響を受けています。

 

繰り返しになりますが、私達が体感している温度とは、単に気温だけでなく、気温プラス壁、天井の発する輻射熱の両方で温度を感じているのです。

周囲の建材の表面温度が高ければ、いくら室温が低くても暑さを感じてしまいます。

遮熱材とは、この輻射熱をカットする効果があります。

遮熱材を適切に使用すれば、例え30度を超える環境でも快適に過ごすことが可能になります。

これも前回お伝えしたことと重なりますが、そもそも人間の体温は36度もあります。室温30度で暑いというのはおかしいですよね。

 

一般に人が暑い、寒いと感じる要素は輻射熱4割・気温3割・湿度2割と言われているそうです。

 

どうでしょう?

世間一般のの常識も、絶対ではないと思われたのではないでしょうか(笑)

 

そこで遮熱塗料です。

輻射熱を効率的にカットするという目的では、ある程度有効と考えます。

ただし、「室内温度を何度下げる」という効果は薄いというのをお忘れなく。

冷房を使用しなくても、ある程度快適に過ごすことが出来、冷房をつければ低速運転でも十分な効果を体感することが出来ます。

 

次回は遮熱塗料の選び方をお伝えします。お付き合いくださいませ。

 

 

 

 

2019.03.14

遮熱工事

遮熱塗料の正体を暴く⁉︎ 奥州市の塗装店が明かす遮熱塗料の本質とは? Part2

 

果たして、遮熱塗料で室温は低下するのか?

前回は屋根の裏面温度を測って遮熱効果の測定実験を行いました。

結果、効果が無いのでは?と言うことでしたね。

確かに、遮熱塗料を塗ることによって数度室温が下がる、といったことはあり得ません。

しつこいようですが、これができたら魔法です。オカルトです。

ただ、室温は変わらなくとも、涼しく感じることはあるかもしれません。

 

暑さの犯人は、輻射熱だった

ここでイメージしていただきたいのですが、夏の快晴、日は高く気温25度。グランドの真ん中。

この場に立ち尽くしていれば、倒れますよね、熱中症で。

一方、木陰に移ればどうでしょう?

少し風でも吹いていれば、むしろ快適な環境では無いでしょうか?

忘れてはいけないのですが、どちらも気温は25度です。

では何故、こんなに感じ方が違うのでしょう?

この体感温度の違いは、ズバリ輻射熱の影響です。

遮熱で屋根からの輻射熱を防ぐことによって、涼しく感じることができるのです。

気温だけが体感温度を決めるポイントでは無いのです。

そもそも体温が36度もあるのに、たかが気温25度で倒れるっておかしいですよね。

遮熱塗料の概要がおぼろげながら掴めたのでは無いでしょうか(笑)

次回は遮熱塗料の選び方について述べたいと思います。

 

2019.03.10

遮熱工事

遮熱塗料の正体を暴く⁉︎ 奥州市の塗装店が明かす遮熱塗料の本質とは? Part1

遮熱塗料って何?

「太陽からの熱線(近赤外線)を反射させて、建物内部に侵入する熱を低減することによって室内の温度上昇を抑え、省エネ、引いてはCO2削減、ヒートアイランド現象を防ぐ高日射反射塗料」

一般には上記のような定義になるかと思います。

 

遮熱塗料の効果ってどのくらい?

遮熱塗料で検索すると、塗料メーカーや塗装屋さんなど様々な効果を訴えています。

「室温が8度も下がった!」

「電気代が30パーセントも削減された!」

などなど。

凄いですね。屋根や外壁に塗るだけでこのような効果が得られるとしたら、素晴らしいことです。

でも、本当にこれができたら魔法です。塗装のみでこんな劇的効果はあり得ません。

 

と言うことで、遮熱効果を測定してみた

実測場所は前沢。この日の気温は約33度。

上記の通り屋根表面温度は施工前66.5度に対して遮熱塗装施工後は39.2度と大幅な改善が見られます。

この数値だけ見ると、劇的な効果があるのでは?と感じると思います。

社内で実験してみました。鋼板をヒーターで炙ります。

上の写真は右側鋼板無塗装、左はその鋼板に遮熱塗料を塗ったものです。

ひっくり返して温度測定。

我々も驚いたのですが、生地の鋼板の方が裏面温度が低いのです。

時間が経過するにつれて両者ほぼ同じ温度になります。

裏面温度だけを見れば遮熱効果は疑問符がつきますね。

 

じゃあ、遮熱塗料って効果が無いの?

いえいえ、そんなことはありません。

確かに効果はあります。前述した、劇的な、と言うようなほどはありませんが。。。

では、どんな効果があるか?

 キーワードは輻射熱です。

次回も引き続き遮熱塗料について書きます。

2019.02.21

雨漏り補修

雨漏り退治、痛恨の過去の失敗例 雨漏り110番へコラム投稿しました 

 

弊社が加盟しております雨漏り110番グループは、この度コラムリレーをスタートさせました。

これは、雨漏り110番に加盟する全国42店がそれぞれ雨漏りに関する事例や思いを書き下ろし、リレー形式で毎日投稿するというものです。全国の腕利きの雨漏りのプロが、それぞれの視点で雨漏りについて熱く語ります。

 

雨漏り110番本部からスタートし、9日目の本日は、私、雨漏り110番岩手店代表の菊池が担当です。

自戒を込めて、過去の雨漏り工事の失敗例を赤裸々に語りました(笑)

長文ではございますが、是非ご一読下さい。

雨漏り110番ブログ&コラム

 

2019.02.19

遮熱工事

95%以上の方がわかってない?遮熱材と断熱材の違いとは?

断熱と遮熱の違いとは?

 

耳馴染みがあるのは圧倒的に断熱材だと思います。

皆さんのご自宅にも床・壁・天井、または屋根などに全て入っているはずです。

一般に繊維系のグラスウール、発泡系のウレタンフォームなど形状は様々ですが、分厚ければ分厚いほど高性能ですので、北国では300mmもの厚さの断熱材が充填されていたりします。

この断熱材、文字面からすれば「熱を断つ」というようなイメージですが、本質は「保温材」「熱移動遅行化物体」です。

熱を蓄える、または熱の移動を遅らせているものなんですね。

熱は必ず高いところから低いところへ移動します。

高温を受けた断熱材は熱を自らに蓄えて、蓄えきれなくなったら放出します。自らより低い温度のところへ。

住宅を例に挙げますと、夏、日中太陽光により高温に晒された建物は、断熱材に蓄熱します(保温)。蓄えきれないほどの熱は室内に徐々に放射。

これが夜半過ぎでも建物内部が蒸し蒸しする仕組みです(熱移動遅行化)。

高性能断熱工法の建物でも、夏暑いのはこういう仕組みなのです。

 

一方、遮熱材とは「熱を遮る」もの。

建物に侵入しようとする熱をはじき返す効果があります。

 

写真は、遮熱と断熱の違いを実験ボックスで検証したものです。

一目瞭然ですね。

時間の経過によって、この差は益々大きくなってきます。

 

次回に続きます。      

           ↑ 遮熱材      ↑ 断熱材

 

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