安い塗装工事の落とし穴。失敗しない業者選びを実例をもとに徹底解説！
スタッフブログ
こんにちは！
北日本外装の千田です。
毎週お届けしているラジオ番組『塗りカエルくんの外装リフォーム講座』、今回は12月6日放送分の内容をブログでもご紹介します。
12月に入り、気温もぐっと下がってきました。
雪が降る地域では外壁・屋根の塗装工事はまもなくシーズンオフに入ります。当社も今年最後の1棟を仕上げているところです。
来年に向けて塗装工事を検討し始める方も増えてくる時期ですが、
今回は 実際にお客様から聞いた「悪徳業者の実例」 をご紹介します。これから業者選びをされる方の参考になれば幸いです。
目次
■ 目の前で始まった別業者の工事…お客様が感じた「明らかな違和感」
あるお客様から、工事後にこんなお話を伺いました。
「自宅の工事中、ちょうど向かいの家でも別の業者が塗装を始めてね。見ていたら、営業の姿勢も施工のやり方も、品質も…全部に差があったんですよ」
どんな点に違和感を覚えたのか、詳しく聞いてみました。
雨の日でもお構いなしに塗装
まず驚いたのは「雨の日でも塗っていた」という点。
屋根こそ塗っていなかったようですが、外壁を雨の中で塗装していたそうです。
当然ながら、雨の日の塗装は 仕上がり不良や早期剥離の原因 になります。
当社では雨の日は工事を行いませんし、少しでも怪しい天候なら延期します。
朝7時〜夜8時まで、電気をつけて長時間作業
さらに、その業者は 朝7時から夜8時頃まで 作業していたとのこと。
暗くなっても照明をつけて作業を続けていたそうです。
長時間作業は品質の乱れにつながりますし、ご近所への配慮としても好ましくありません。
一気に5〜6現場を同時進行
その業者は近隣で 5〜6現場を同時に着工しており、お客様も
「そんな数を一気にできるものなの？」
と驚いていました。
当社では 同時進行しすぎると品質低下につながるため絶対にしません。
職人の手が分散すれば管理も甘くなり、事故や手抜きのリスクも上がります。
まさかの行為…当社の仮設トイレを勝手に使用
そして最も驚いたのがこちら。
「向かいの現場をやっていた職人が、北日本外装さんの仮設トイレを勝手に使っていたんですよ」
これは完全にアウト。
お客様の敷地内に無断で入っていることにもなりますし、常識では考えられない行動です。
■ 見積もりは当社の “半額以下”
さらに、お客様はその業者の営業と話す機会があったそうです。
見積りを聞いたところ…
当社の半額以下。
お客様は当社の見積を理解していたため「これはおかしい」と気づけましたが、
塗装が初めての方は相場が分からず、安さだけで判断してしまう可能性があります。
悪徳業者の特徴① 地元の業者ではない
お客様の話から、その業者は 地元の会社ではありません でした。
地元で悪い評判が立てばすぐに広まるため、
トラブルの多い業者は地元では仕事を取れず、遠方へ営業に出ます。
悪徳業者の特徴② 「訪問販売」で来る
もうひとつの特徴が 訪問販売で営業してくる 点です。
遠方の業者がわざわざ来るのは、
-
地元で仕事が取れない
-
すでに悪い評判が広まっている可能性
こうした理由が考えられます。
■ まとめ：安さの裏には必ず理由がある
今回ご紹介した内容は、奥州市内で実際に起きている話です。
価格が安いのは魅力のように見えますが、その裏には 手抜き・人件費不足・工程短縮 などの理由があります。
大切な住まいを守る工事です。
安さだけで判断せず、 地元で実績がある会社 に相談することを強くおすすめします。
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