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ところで、そもそも遮熱材って何なの?効果はあるの?

ようやく日の目が見えてきた遮熱材

 

最近、ようやく遮熱が注目されるようになってきました。

 

NASAがどうとか宇宙技術がどうとか、かなり大げさな表現の広告が見受けられますが、そういった広告のせいか、近年かなりのスピードで遮熱住宅が普及しております。

屋根下地に遮熱材を敷き込んだり、外壁下地の防水紙に遮熱機能を付加したものを張ったり。

 

新築だけではなく、リフォームで既存住宅に遮熱塗料を塗布するというのも一般的になってきました。

とはいえ、遮熱というのは建築においてまだまだ新しい概念です。

 

断熱材と違って分かりにくい

 

断熱材の性能は分かりやすいのです。

厚みと密度。これだけです。計測も容易です。

全ての断熱材は「熱伝導率」という共通の物差しを使っています。この数値が低いほど高性能です。

 

一方、遮熱材はこの物差しは一切使えません。

遮熱シートの素材は、一般的にはアルミです。

お分かりの通り、アルミの熱伝導率はめちゃくちゃ高いのです。

 

アルミ:236W/m・k

一般的なグラスウール10k品:0.05W/m・k

 

と、まるでお話になりません。

 

それじゃあ、遮熱材って性能悪いの?

 

いえいえ、そんなことはありません。

物差しは違っても、室内の温熱環境の向上という目的においては、断熱材同様もしくはそれ以上に有効なものです。

断熱材とは制御する対象(温度の質)が違っているのです。

対象が違うので、同じ物差しで戦わせても意味が無いのです。

 

熱の伝わり方には3種類あります。

 

伝導・対流・輻射

 

「熱伝導率」とは上記の内、伝導にだけ働く数値を表したものなのです。

断熱材はこの伝導を制御するものです。

そして、建物を通過する熱で最も大きいのは、実は輻射熱です。

その輻射熱を制御することができるのが、唯一、遮熱材なのです。

 

次回に続きます。

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