エルメスの接客から学んだ「安心して選べる工事提案」のつくり方
社長ブログ

ハイブランドに強い興味があるわけじゃないのに、なぜかエルメスの空間や接客には惹かれます。
理由は、商品だけではなく「安心して選べる体験」が丁寧に整っているから。
そしてこれは、僕たち北日本外装が日々向き合う外装リフォーム(屋根・外壁・雨漏り・工場倉庫の改修)にも、すごく通じるものがあると感じています。
外装工事は、金額も大きいし、人生で何度も経験するものじゃない。
だからお客様が不安になるのは当然です。
•本当にこの工事が必要なの?
•もっと安い方法はない?
•数年でまたダメになったらどうしよう
•どの会社が本当のことを言っているのか分からない
僕たちが目指したいのは、こういう不安を減らして、
お客様が納得して判断できる状態をつくることです。
目次
“売るため”じゃなく、“後悔しないため”に大切な2つのこと
エルメスの接客で印象的なのは、強引に売り込まないのに、なぜか「安心して選べる」空気があること。
そこから僕が学んだのは、次の2つでした。
① 立場を下げない=「自信」ではなく「責任」を持つこと
誤解がないように言うと、これは偉そうにするという意味ではありません。
外装工事は、もし選択を間違えると…
•雨漏りが再発する
•凍害が進んで補修範囲が増える
•錆が広がって交換が必要になる
•結果として総額が上がる
こういうことが起きます。
だから僕たちは「何でもできます」「お任せに合わせます」だけで終わらせず、
プロとしての見立てをきちんとお伝えします。
「塗装でも対応できるケースはあります。
ただ、この状態で“長持ち”を最優先にするなら、私たちはカバー工法を第一候補として考えます。」
これは“売りたいから”じゃなくて、
潜在的な将来の後悔を減らすためです。
② 急かさない。でも「先延ばしのリスク」はきちんと伝える
もう一つ大事なのは、期限で煽ることではなく、
先延ばしによって起きうる変化を分かりやすく共有することだと思っています。
たとえば北国では、次のようなケースがあります。
•ひび割れやシーリング劣化が進むと、内部の傷みが増える
•凍害は表面だけで終わらず、爆裂や下地の劣化につながる
•錆は“塗装で止まる段階”を過ぎると交換が必要になる
•雨漏りは原因が複合化すると調査・補修が難しくなる
•工場倉庫の場合、暑さ寒さは電気代として「毎月」漏れ続ける
だからこそ僕たちは、こんな伝え方を心がけています。
「今すぐ決めてください、ではありません。
ただ、もし春まで延ばす場合は、この部分が進行する可能性があるので、その場合は工事範囲が増えるかもしれません。
その点だけ、先に共有させてください。」
決断を急かすのではなく、
判断材料を増やすための情報提供です。
比較検討してもらうために、あえて“選択肢”を用意します
外装工事には、だいたい複数の正解があります。
「何を優先するか」で、ベストは変わるからです。
•初期費用を抑えたい
•とにかく長持ちさせたい
•見た目を一新したい
•将来のメンテ費用を読みやすくしたい
だから北日本外装では、可能な限り
•塗装
•カバー工法
•張替え(必要な場合)
など、比較できる形で整理して提案するようにしています。
その上で、僕たちのおすすめ(=責任を持てる案)は明確にお伝えします。
私たちが一番避けたいのは「よく分からないまま決めること」
営業っぽい言い方をすると“クロージング”なのかもしれませんが、
僕たちの感覚は少し違っていて、一番避けたいのは、お客様が
•なんとなく安い方にした
•よく分からないけど言われるがまま決めた
•後から「聞いてない」と感じた
こういう状態になることです。
外装工事は、数年後に差が出ます。
だからこそ、今の時点で“ちゃんと分かって決める”ことが大事。
そのために僕たちは、
•状況を見える化する(写真・ドローン・調査結果)
•選択肢を整理する(メリットだけでなくリスクも)
•先延ばしの影響を共有する(煽りではなく事実として)
この3つを丁寧にやりたいと思っています。
まとめ:安心して選べる提案を、当たり前にしたい
エルメスの接客から感じたのは、
「売り込まなくても、安心して選べる状態が作られている」ということでした。
外装工事でも同じで、
僕たちが提供したいのは、工事そのもの以上に
**“納得して決められる安心”**です。
もし今、屋根や外壁、雨漏り、工場倉庫の環境改善で迷っているなら、焦って決めなくて大丈夫です。
ただ、迷うための材料(現状・選択肢・将来のリスク)を揃えることが、後悔しない近道になります。
そのためのお手伝いを、北日本外装は丁寧にやっていきます。