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工場の屋根裏は「ストーブだらけ」だった…。

真夏の工場が暑くなる、本当の理由

真夏の工場では、

「エアコンを増やしたのに暑い」
「大型扇風機を回しても改善しない」

そんな悩みをよく耳にします。

実は、その原因は空気ではありません。

屋根裏から降り注ぐ”輻射熱”です。

 

 


屋根裏はストーブだらけ

国土交通省・国土技術政策総合研究所の報告では、夏季の屋根裏では

300〜400W/㎡級の輻射負荷

が発生するとされています。

300〜400W/㎡と言われても、ほとんどの人はピンときません。

もっと分かりやすく言えば、

天井1㎡ごとに小型電気ストーブ1台が付いているような状態。

その熱が天井を通して工場内へ降り注いでいます。


1000㎡の工場なら…

例えば屋根面積が1,000㎡なら

300〜400W × 1,000㎡

つまり

300〜400kW

もの熱エネルギーになります。

家庭用エアコン(暖房能力約4kW)で換算すると

約75〜100台分。

これだけの熱が屋根から入り続けているのです。

だからエアコンだけでは勝負になりません。


「冷やす」より先にやること

多くの工場では

・エアコンを増設する

・大型扇風機を設置する

・スポットクーラーを増やす

という対策を行います。

もちろん必要な対策です。

しかし、それは

蛇口を全開にしたまま、水をかき出している

ようなもの。

まず必要なのは

屋根から熱を入れないこと。

これが遮熱です。


暑さ対策の順番

① 屋根から熱を入れない(遮熱)

② 入ってしまった熱を断熱で抑える

③ 最後にエアコンで室温を整える

この順番が最も効率的です。


まとめ

真夏の工場が暑い理由は、

空気ではなく、

天井から降り注ぐ輻射熱。

屋根裏は、言い換えれば

「ストーブだらけの空間」

なのです。

暑さ対策は、

「冷やす」ことではなく、

まず熱を建物へ入れないこと。

それが、快適な作業環境づくりと電気代削減の第一歩になります。

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